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【LIDDELL調査】ママ・デリ・インテリアはハッシュタグの見極めが必要。

調査レポート

弊社は、マーケットの拡⼤や新規ユーザー獲得を課題に掲げる企業やブランドに対してハッシュタグ戦略の最適解を提供するために、興味や関⼼のあるハッシュタグをフォローし、タイムライン上にフォローしたハッシュタグが付いた投稿が表示される「ハッシュタグフォロー」に注目しています。積極的に情報収集するためにフォローされているハッシュタグを調査した上で、各ジャンルの⼈気アカウントとの相関性や傾向を独自分析致しました。

ママ・ファミリー系、デリ、インテリアの各カテゴリのコレスポンデンス分析をしたところ、嗜好・価値観といった心理的要素やライフステージ、ライフスタイルなどのセグメント要素が多角的に影響したハッシュタグがフォローされている結果となりました。

<ママ・ファミリー系>
全般的に育児や生活に関連するハッシュタグが多い。人気ショップのハッシュタグに加え、商品レビューや活用術などの情報を積極的に取得したい傾向がみられる。育児では子どもの成長に合わせたハッシュタグが出現。実用的な生活情報や、美容系においてもライフステージの変化に合わせた生活情報を取得したい意向が感じられる。
<デリ>
ご飯・おやつ系やカフェ系に関連するハッシュタグが多く見受けられる。記録として活用されているハッシュタグやレシピ紹介メディアのハッシュタグも多い。特徴的なのは、具体的なメニュー名でフォローされている傾向があるとともに、ファッション系やカメラ系、動物系も出現していることを鑑みると幅広いセグメントが情報収集していると考えられる。
<インテリア>
インテリア系以外の広がりは見受けられない。インテリアの嗜好を明確に現すハッシュタグがフォローされている。ハウツー系やティップス系も多く、ターゲットのライフスタイルやライフステージ、嗜好性を明確にした上でのハッシュタグ選定が必要。

この結果を踏まえ、「ママやインテリアは実を求めてフォローしているので、どのような人が何の情報を求めているか、が一目瞭然なハッシュタグがフォローされている。デリに関してメニュー名のハッシュタグは必須。」というインフルエンサーの見解もありました。
弊社ではママ・ファミリー系、デリ、インテリアの各カテゴリはインスタグラムとの親和性が高く、成熟したユーザーが多いため、細分化されたハッシュタグの見極めが必要と分析しています。

プライバシー強化の潮流による脱クッキー時代において、企業やブランドとの親和性の⾼い「共感」で繋がったコミュニティとの接触機会を設けることはマーケティング戦略においてますます重要視されていきます。
ハッシュタグ戦略は、脱クッキー時代のタッチポイント創出に最も有効と言えるでしょう。

アンケート結果の詳細はこちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000011944.html

弊社では、定量・定性的なハッシュタグフォローを分析し、より生活者の視点に立った分類に注目することで、ハッシュタグ戦略の最適解を提供してまいります。